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2003.11.05

二日遅れの真っ赤な話。

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 いろいろ書きたいこともあるのですが、とっても忙しい盛りだったりもするので、一点だけ。

 そう、とっても忙しい盛りにもかかわらず、私は一昨日、とあるサッカーの試合のために2時間の贅沢な時間を確保しました。自宅でのテレビ観戦でしたが、ヤマザキナビスコ杯決勝戦、浦和レッズvs鹿島アントラーズを観戦しました。

 すでにご存じのように、結果は4-0の圧勝で浦和レッズが勝って、球団にとっての初タイトルとして同杯の優勝を勝ち取るという最高の形で終わりました。試合中にも何度か大声を出してしまいましたが、優勝が決まった瞬間、衆議院選挙の街宣車よりもうるさい声で雄叫びを上げていました。私がこのチームを愛するようになったのは球団の創設の年、1992年のことでした。つまり、以来11年かかった初タイトルです。

 さて、私をレッズというチームに惹きつけた張本人、このチーム生え抜きのスターだった福田正博という選手はもうピッチにはいません。現役時代、いくつもの印象深い悲劇的エピソードに彩られた彼にとって、やはり相応しいと言える今回の優勝でした。つまり、彼は永遠に「あと一年現役を続けていられれば」という言葉とともに語られることになるでしょう。それはそれで、いかにも彼らしくて、残念な反面嬉しくもあります。

 一方で、今回の大会は、昨年あたりから成長著しかった新スターの誕生を世間に印象づける大会でもありました。今大会のMVPを獲得した男、田中達也。今年20歳になるこの天才が、化け物のようなスーパースター、エメルソンとともに担った最強2トップは、本当に魅力的な破壊力を持っています。決して、誰もがマネの出来る綺麗なサッカーではありません。ですが、彼ら二人を中心に猛スピードで疾走するレッズのサッカーは、誰にもマネの出来ない驚異的なサッカーです。それだけで私は幸せです。

 そんな嬉しいニュースと共に、哀しいニュースが押し寄せてきたのも、いかにもレッズな感じがします。監督ハンス・オフトが今シーズン限りで退団することを発表しました。フロントとの諍いだそうです。困ったものです。ついでに、主砲エメルソンにはスペインリーグ、バルセロナからの誘いがあるんだとか…。

 まあまあ、いろいろありますが、浦和レッズです!今年はまだまだJリーグのシーズンも残っています。オフトやエメルソンが去るまでには天皇杯も残っています。山田、坪井、山瀬、平川、鈴木、内舘、ゼリッチ、ニキフォロフ、都築、長谷部、山岸、永井!2トップの他にも魅力的な選手達がチームには揃っています。とくに、田中に圧倒的に抜かれてしまった永井の奮起を期待しながら、これからの試合に期待したいと思います。本当に、本当に、感動をありがとう!


※レッズ優勝に関してのお祝いのメールをたくさん貰いました。ありがとうございます。

※…というわけで、11月1日から禁煙中という個人的な大イベントも継続中だけど、今日は触れません。どうなってるの?…それはまた!

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