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2003.12.14

metamorphose

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 おかげさまで、禁煙は続いています。

 さて、禁煙で変わったこと/変わりつつあることをいくつか列挙してみます。現状を再確認しつつ、もう二度と同じ失敗を繰り返さないために!

1)煙草による火事の不安からの脱出!

…仕事で慌てて家を飛び出した時、家を出てかなりたってから、「あ、(最後に吸った)煙草の火、消したっけ?」と慌てることがなくなりました。こればっかりは、どんなに注意していても、たまに、どうしても気になって気になって仕方なくなることがありました。「あれ、今日、消したっけ?」「え、いや、あの後、もう一本吸ったっけ?」「ちゃんと消した?俺?」…とか。挙げ句の果てに自宅に電話をかけて、留守電のマシンが反応するってことはまだ家は燃えてないってことだな、とか、妙な安心をしたりして…。

2)指さし確認からの脱出!

…家を出かける時に、上着のポケットに、携帯電話入れた!電子手帳入れた!煙草入れた!ライター入れた!…とか、いちいち鉄道の運転手さんみたく指さし確認する必要がなくなりました。指さし確認はカッコ悪いけど、アレをやらないと忘れちゃう訳です。たまに!

3)軽くなったポケット!

電子手帳を持ち歩いちゃってる私も悪いのですが、携帯電話に電子手帳に、煙草にライターにと持ち歩くのは本当に大変でした。ポケットがいくつあっても足りないくらいでしたので、持ち歩くアイテムが減ったことは単純に幸せです。無駄なストレスも減りますし、ポケットが不格好に膨らんで恥ずかしい思いをすることもなくなりました。

4)消えた「天使の葉っぱ」!

…「天使の葉っぱ」というのは、たった今勝手にそう呼んでみただけですが、すでに封を切られた煙草の箱をポケット内部に入れておいた場合に、そこからこぼれ落ちる煙草の葉っぱのカスのことです。煙草の箱の天地がほとんど守られることのない、上着のポケット内部には、茶色い葉っぱのカスが本当にたくさんこぼれていました。とくに、ポケット内部の底の隅っこには、意外なほど「天使の葉っぱ」がたまっていることも!

5)真っ白な壁も怖くない!

…部屋の真っ白(だった)壁の「黄ばみ化」が明らかに止まりました。これでもう、マンションを引っ越す時に、不動産屋さんから嫌みを言われて、文句なしに保証金を取られてしまう可能性はなくなりました。ほっ。

6)歯磨き中の「おえっ!」がなくなりました。

…もしかしたら、胃カメラを飲み込む時の「おえっ!」も、少しは楽になるかもしれません。

7)書斎の机の上がスッキリ!

…書斎の机の上に煙草の「灰」がうっすらと積もったり、煙草の箱の「透明ビニールの断片(とくに、ヒモ状の奴)」が転がってたりしなくなりました。

8)千代田区なんか怖くない!

喫煙者にはいろいろ厳しいことのある千代田区内を歩く時にさえ、何も気にしなくてよくなりました。

9)灰皿からの解放その1。

…何よりも、書斎の机の上の灰皿の心配や掃除をする必要がなくなりました。禁煙前までの私はかなりのヘビースモーカー(1日100本以上)だったので、すぐに灰皿が一杯になってしまい、その始末は、本当に面倒くさかった訳です。具体的には、これらの灰をコンビニのシャカシャカ袋に入れて始末していたのですが、その際、シャカシャカ袋の口を締める時に、丁寧に口ヒモを縛らないと、細かい灰が部屋中に飛び散って、自分の口の中に入りはしないかと無用に口を真一文字に食いしばったりしていました。その姿はかなりマヌケです。また、ようやく口ヒモを縛り終えた後には、シャカシャカ袋の中に入れた煙草の火が完全に消えたかどうかで、時折疑心暗鬼になることもありました。そのため、縛り終えたばかりの口ヒモをもう一度ほどいて、その中に改めて水を注いでみたり…。

10)灰皿からの解放その2。

…禁煙だの分煙だのが叫ばれるようになってから、飲食店に入った時の私の挙動不審ぶりは異常さを増していました。具体的にはこんな感じです。とくに、初めて入ったレストランの場合、入口からテーブルに案内されるまでの間に、やたらと店内を見回す癖がついていました。異常なほどに店内中をくまなくスキャニングしていました。まず、テーブルの上に灰皿を探す。次に、店内で煙草を吸っている人を捜す。店内にあるキャッシャーや店員待機所のような場所にこっそりと積み上げられている灰皿を探す。店内に分煙の表示がないかどうか調べる。…などなど。私の眼球はこれらのスキャニング作業のため、店内に入ってからしばらくの間、せわしなく動き回っていました。そして、もしも「煙草を吸ってもいい」という自分に都合のいい合図が見つかるまでは、テーブルについてからも終わることがありません。ところが、禁煙をすることによって私は、これらの無駄にせわしくない作業から解放されました!初めてレストランに入った時に考えることは、これから頼むべきメニューのことと、あとは非常口の場所ぐらい見つけておけばよいのです!

…今のところ、そんな感じです。

※写真は、たぶんコレだと思います。たぶんね。

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