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2003.12.27

なんてソーゼツ!

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 今年のクリスマスは、いくつかの派手なテロと、もっとド派手なテロの未遂事件と、これらいくつものコピーに溢れていました。そこに米国の狂牛病まで加わって、もはやてんやわんや。そして、このまま終わるのかと思われたそのクライマックス、中国では事故のため、イランでは天災のために、本当に多数の人命が失われることになりました。何とも言えない気持ちになります。

 27日の未明現在、イランで死者は千人単位、最終的には万人単位に届くだろうと噂され、中国では百人単位が死亡し、被害者は万人単位だそうです。なんか凄いです。テロとか戦争とかの痛々しさを吹き飛ばしてしまうほどの哀しみが、何かを教えてくれているかのようです。どっちにしても、なんて壮絶なクリスマス!

エールフランスがパリーロス便2日間欠航 テロ情報受け

スペイン警察、旅客列車爆破を防ぐ

バグダッドのイラン大使館にミサイル けが人なし

犠牲者111人と公衆衛生相、ベニンの旅客機墜落

パキスタン大統領狙い自爆テロ、14人死亡 大統領無事

イラク北部でトラックの爆弾爆発、4人死亡

即製爆弾によるゲリラ攻撃で米兵3人死亡 イラク・サマラ

テルアビブ郊外の交差点で爆発、3人死亡 自爆攻撃か

イスラエル軍がガザを空爆 イスラム聖戦活動家ら5人死亡


※そうそう、昨日紹介した漫画家・山上たつひこの復活作品「中春こまわり君」を「ビッグコミック」誌でさっそく読んだ。作画協力に「江口寿史」の名前もあったりして驚いたが、この作品、「同窓会的な懐古趣味」と「復活した作者から現代社会へのピュアなメッセージ」という二つの要素が両方追求されていました。
 山上たつひこの初期名作「光る風」や「喜劇新思想体系」などの読者を意識したマニアックなネタから、当然、往時「がきデカ」の懐かしいギャグ群まで、過去読者へのサービスの影で、山上さんらしい、とても無骨で真摯な人類への愛情と新ギャグ(猫式算数)が含まれていました。初めて山上たつひこ作品を読む人はどう思うかな?と素朴に疑問に感じつつ、個人的にはかなり満足しました。ま、そういう作品でした。
 (あ、こんなページ、発見!これ読むと、栃の嵐やジュンちゃんの現在など、「中春こまわり君」前編ではわからなかったいくつかの謎が…!オチバレしてるんで、楽しみにしてる人は読まない方がいいかも。)

※年末でまだまだ仕事も続き、いろいろストレスが溜まりやすかったりもするのですが、そのせいか、食欲がやたらと旺盛です。「禁煙→太りやすい」の構図と今、最後の聖戦を繰り広げている最中です。

※ま、医療チームもそうだけど、今すぐ、イラク用の自衛隊が行くべき場所。あの水色の飛行機、そのままイランに飛ばしちゃおうよ。その後でもいいじゃん、イラク、とくにサモアとか平和っぽい南部の街。内外に向けて、そーゆー、政治的狡猾さがあってもいいじゃんと思う。>政府、イラン地震で緊急医療チームを派遣

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