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2003.12.10

禁煙パッチの「かぶれ跡」

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 ようやく、禁煙パッチの「かぶれ跡」が完全に消えました。

 この「かぶれ跡」には大いに感謝しています。私の体質のせいなのか、補助のテープで厳重にテーピングしたせいなのか、私の場合、禁煙パッチを貼った跡に出来たミミズ腫れが異常に痛々しくて、おまけに痒くて、そのおかげで「すげえ貼りたい!」と思った禁煙パッチをずっと貼らずにこれたようなところがあります。

 そして昨日、喫煙はもちろん、禁煙パッチを貼ることさえも辞めてから、ついに3週間が経過します。3週間というコトバには特別な感慨を持っています。なぜなら、ネット上で見つけたニコチン中毒に関する知識の中で、3週間という数字はしばしば発見されました。この数字が科学的にどうなのかまでは知りませんが、非常に気になっていた数字なのです。

「ニコチンが体内から完全に抜けるには三週間必要と言われており」

「ニコチンの99%は、3週間で体から排泄されるそうです」

「禁煙を始めるといらいらや集中力がなくなる、頭痛などの離脱症状が現れます。3日目までがピークで、3週間くらいで消失します」

 そんな3週間をついに越えました。

 さて、この3週間を目前にしてから、二つの禁煙副作用で悩んでいる話は前にもしました。ひとつは、食欲が旺盛になってきているな、という奴です。もともと私は禁煙のためにキャンディ等をほとんど使いませんでした。その理由は禁煙と引き替えに太りたくなかったからです。で、実際、そうした糖分をニコチン替わりに口に運ぶことはしませんでしたが、最近になってやたらとお腹が空くようになってきました。忙しいおかげで何とかなっていますが、暇が出来たら途端に太ってしまいそうな、そんな勢いです。そしてもうひとつの副作用は、味覚神経が研ぎ澄まされてきたこと。実は、先日久しぶりに高級タイプのカップ麺を食べたのですが、思いっきりまずかったです。たぶんある種の添加物に反応してしまったんだろうと思いますが、濃いめの味なのに舌が痺れてしまって、まともに味わうことが出来ませんでした。かなり困った副作用です。

 それはともかく、3週間突破!以前も書きましたが、禁煙外来の先生の言いつけを破って以来、私の禁煙には頼りにするべき「よるべ」がありません。だから、どこが合格ラインという訳でもありませんので、こうやって自分で自分をフォローしていないと、なんだか禁煙の張り合いがなかったりします。だもんで、「禁煙者なら誰もがぶつかる壁=3週間」(←いつの間にか大袈裟になってる!)突破をお祝いしてみました。次なる目標は…「禁煙4週間(12/16)」「禁煙5週間(12/23)」「クリスマスイブ(12/24)」「禁煙6週間(12/30)」「満一周年(2004/1/1)」


イラク派遣基本計画を決定

 「どうして危ないイラクに自衛隊を送るんだ?死んだらどうする?危ないじゃないか?」という意見と、「どうしてイラク復興のために自衛隊を送るのに、中途半端な武装しか与えないんだ?」という意見が同時に存在する国、日本。ぶっちゃけ、憲法を改正しない限り、この不毛な議論はいつまでも続きます。平和を目指す人も、そうじゃない人も、永遠にその言語は一致しません。「米軍に平和を守って貰うこと」を「戦争の放棄」と呼んでしまった憲法、「自衛隊」を「軍隊じゃない」として話を進めてしまった現在の憲法のままでは、誰がいいとか悪いとかじゃなく、嘘や誤魔化しが多すぎて、議論はいつも混乱します。今回の決定がいいか悪いかよりも、これをいい機会に「もっとも大事な問題」の先送りを是非とも回避して貰いたいと思います。

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