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2004.01.10

嵐の楽園

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 実は正月開けから一週間ほど、大好きなハワイでコンドミニアム生活を過ごしてきました。最近は、仕事やらテロやSARSやらのせいで遠慮してきた南の島に、2年ぶりぐらいの訪問です。

 実は前回の訪問時、オアフ島はすでに法律によって、室内レストランのすべてが完全な禁煙状態になっていてとっても苦労をしたのですが、今回は私の禁煙後初のハワイ訪問ということで、前回のような苦労をせずに済みました。これは本当に素晴らしいことでした。楽園で逃げ場所を探す必要もなく、楽園を楽園として楽しめるのですから。おまけに飛行機が空港に滑り込んでも、そこから慌てて喫煙所やタクシー乗り場までダッシュで駆けつける必要さえもありません。これらは、これまでの私の旅行体験からすると、かなり画期的な変化でした。

 ところで、到着した正月2日(現地時間)のハワイはまれに見る最悪の天候でした。嵐。しかも、凄い嵐。じっとりと湿気も異常に高くて日本の梅雨並み。なんたってオアフ島に洪水注意報が出たぐらいですから。そもそもハワイに来る理由の90%がその天候にある私の場合、思わず「ハワイまでの旅費を返せ!」と叫びたくなるほどのホノルル到着時の天候でした。ですが、地元の人に言わせると「最近のハワイはエルニーニョのせいで雨量が少なすぎただけで、もともと、こーゆー土砂降りはハワイの冬にはつきものだったんだよ」ということだそうです。

 ところで、そんな大荒れの天候だったハワイ初日の夜は、結局、どこにも出かけることなく夜はキーアウモク・ストリートにある、なじみのエスニック料理店まで足を伸ばしました。相変わらずの土砂降りの中。すると、食事中にいきなり店を含む周囲一帯が停電になってしまいました。交差点の信号機まで止まってしまうほどの大停電。そんな大停電の中、すでに食事を終えてデザートも食べ終えていた私は、タクシーを走らせてワイキキ中心部へと車を走らせていたのですが、すると突然車がキキキッ!と激しいブレーキ音をあげて停車しました。何事かと思って前方の暗闇に向かって目をこらすと、そこには、根元からねじ切れた巨大な電柱がゴロリと転がっていました。そこは交差点のど真ん中。ちょっと間違えば大事故にもなりかねない、そんな異常事態でした。どうやら異常降雨のせいで木製の電柱までが倒れてしまったようです。

 また、この日の雨でダイヤモンドヘッドでは地滑りが起き、ハワイ島のマウナケア山の山頂には雪が積もったそうです。私がハワイに着いた途端にとんでもない天変地異の数々!泊まってるコンドミの窓外のベランダには水が数センチも溜まってる状態!果たしてどうなる、私の正月ハワイ旅行?

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