試写会
ここんとこバタバタしててなかなか書けなかったのだが、先日ついにあれを見てきた。そう、「劇場版ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」だ。試写会で初めてそれを見た!
テレビの仕事の場合、作品によってはオンエア直前の編集まで立ち会ったりすることもあるけれど、映画の場合、とくに今回の場合は、脚本を書き終えてからおよそ半年ぶりの再会になる。自分が苦労して生んだ子供たちがいったいどんな風に育っているんだろうか?まるで子供を誰かに預けた母親のような気持ちで作品を見た。銀座にある東映の試写室。オンボロ椅子に座りながらも、私の膝はその緊張でガクガクと震える。
そんな訳で、正直とても冷静に作品を見ることは出来なかったのだが、わずか半年前まで、自分の頭の中にしかなかったイメージやドラマが天然色の動画となって目の前に広がる。これはもう堪らない快感だ。個性の強い監督さんなので、当然その色に染まっている部分も多いのだが、自分が実際に腹を痛めて生んだキャラクターや悩み抜いた末に生まれたドラマが映像化されている姿を、こうやってスクリーンで見るのは、普段の仕事とはまた違った快感がある。アニメならでは、というか。
さて、快感とは言いながらも、子を見守る母親の気持ちには変わらない。とにかくハラハラドキドキしながら作品をじっと見守った。本当にもう手に汗握りながらだ。ただし、クライマックスの場面だけは冷静に見ることができた。なぜなら、この部分だけは、物語もテーマも世界観も、私の脚本のそれではなく、ほぼ監督さんのオリジナルになっていたからだ。どうやら監督さんはそういう判断を下したらしい。なので、今回の作品、クライマックスになると突然、ふだん私が書いてる世界観とはまったく違った世界が登場するのはそんな訳だ。皆さん、驚かないでね。
ただし、捨てる神あれば拾う神あり!私の書いたシナリオ、つまり、変更される前の私のシナリオの方もおかげさまで好評で、すでに次回作(どんな映画かはまだ秘密!)のお話もいただいている。是非ともそっちでは、一言一句修正されないよう、今回同様の「大人から子供までが楽しめる大娯楽作品」を書き上げたいと思う。そのためにも、もっともっと頑張るぞっと!
それはともかく、ついに映画は今週末の公開!是非是非見てね!よろしくね!
※写真:*ist Ds
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