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2008.04.10

見えないもの

Imgp1786 想像力は、時に危険なものだけど、時にきわめて重要な意味を持つ。

 たとえば、チベットでの出来事。これについては、中国政府の情報統制がまずまず成功しているおかげで、多くの事実について、我々は想像力を使って補わなければならない。

 そんな時、ダライ・ラマ14世の非武装に基づいた言動だけを聞いていると、時として、チベットで現在行われている出来事が牧歌的な出来事のようにも感じる。これも想像力。

 だが、チベット族の自治区の外国取材カメラの前に何度も特攻隊のように飛び出してくる僧侶たちの姿から、彼らが日頃受けているだろう扱いと、取材終了後に彼らが公安から受けるだろう扱いをイメージすること。これも想像力。

 同じように、聖火リレーに突入してきたチベット系の人たちが失敗した後で見せる、あまりに悲壮な表情から、彼らが常々感じている気分を読み取ること。これも想像力。

 また、ダライ・ラマに対する中国政府の微妙な表現から、彼のことを中国政府が本当はどう感じているかを考えること。これも想像力。

 今のところ、どこにも確たる証拠なんかない。だから、すべての悲劇が存在しないと断定することも出来る。でも、それだけではどうしても納得できないことがある。多すぎる。

 とても難しいことだけど、こんな状況では、それぞれの想像力が試される。とても難しいことだけれど。
 
 
 
 
※今夜は、東京Vシュラン、5周年記念の2時間特番を放送。

 04月10日(木)19:00〜20:54 CX
 「VVV6東京Vシュラン輝け!B級グルメ大賞SP」

※外国取材チームに向かって、必死にメッセージを送るTKO木下君に似たチベット僧侶。>僧侶ら「人権擁護」訴え 中国甘粛省

※つーか、可愛い。>独の新アイドルに歓声 シロクマ「フロッケ」公開

※写真:Optio A20

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