冬服の防御力
先日は、たまたま「本気で敵と戦っている人」と会って、お話しをする機会に恵まれた。これだけだと意味不明だと思うので、喩えて言うと、浦沢直樹さんの漫画「MASTERキートン」の主人公みたいな人だ。
パッと見は爽やかな好青年だが、さまざまな格闘技やその種の知恵をたくさん持っていて、いろんな種類の怖い敵とも素手とか、手製の武器で戦ってしまう人だ。スポーツではなく、実践的に戦うことのプロであり、その指導者でもある。
穏やかな表情だが視線が非常に安定している。筋肉はついているが、飾り気がまったくない柔軟そうな筋肉。本当に使うための筋肉ってこんな感じなんだろうなと思う。とにかく、全体の印象が「明るい静謐さ」に包まれている。
そんな彼からいろんな話を聞いていて、面白いなと思ったのは以下の言葉。
「打撃系の攻撃の場合、冬服が今の課題です。だって、冬服の露出してる部分って、顔だけじゃないですか?!打撃系の場合、顔だけなら相手も守るのは楽なんですよ。だから、冬服着てる時に、どうやって相手を倒すか、それが最近の課題なんです。」
これは別に特殊な服装の話ではない。ごくごく普通の冬服の話だ。正直、「冬服の防御力」について考えさせられたのは、人生でもこの言葉を聞いた時が初めてだった。なんか、のんべんだらりと冬服を着たり、見たりしている自分とはまったく別の世界で彼が生きていることを、改めて実感させられた。
※いよいよ明日のめちゃイケは、「岡村オファー・テニス篇の完全版」を放送する!是非!!
※写真:*istDs+AF 70-300mm F/4-5.6 LD MACRO 1:2(NY)Central Park
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