ギャラクシー賞のこと
正確には、「空から日本を見てみよう」が、ギャラクシー賞の月間賞(2009年度11月期)を受賞した。
もともとこの賞は、バラエティ番組に非常に厳しい賞だったりする。過去データを見てみると、受賞作のほとんどがドキュメンタリーやドラマで、バラエティ番組の受賞は数ヶ月に一度ぐらいしかない。そんなスゴイ賞を貰ってしまった。本当に嬉しい。
そして、受賞した番組が「空から日本を見てみよう」だったことが、さらに嬉しい。
前からこのブログを読んでいる人にはわかると思うが、私はいくつかのテレビ番組の構成をしているが、このブログでの紹介比率は、「和風総本家」と「空から日本を見てみよう」の2番組が圧倒的に高いはずだ。
これらの番組が自分の趣味的性格の強い番組であるというのも、確かに理由のひとつだ。でも、実は、この2番組が、テレビ大阪とテレビ東京の番組であるということが最大の理由だったりする。どいういうことか?
ぶっちゃけ、これらの局で作っている番組は、いわゆる普通の民放キー局や準キー局の番組に比べると、他メディアへの露出量が圧倒的に少ない。また、制作費もびっくりするぐらいに少ない。その他の番組に比べると、本当に厳しい条件の中で作られている。
ところが、この2番組では、そんな過酷な条件の中、それぞれタイプこそ違うが、若くて情熱溢れるディレクター達が番組作りのために、一生懸命に走り回って、本当に素晴らしい仕事を続けてくれている。頭が下がるほどだ。
ところが、私は彼らへのために、お化け視聴率をとってあげることもできていない。それどころか、この秋まで月曜20時で放送していた「和風総本家」の場合は視聴率で苦戦し、番組存続の危機まで体験させてしまった。
だから、こんなちっぽけなブログでも、2番組のことは一生懸命に宣伝したりする。
そういう意味で、今回の受賞は嬉しかった。本当は先に「和風総本家」にとって欲しかったぐらいだが、今回の受賞が、若いディレクターたちの心の張りあいのひとつになってくれればいい。結果、会議や収録や編集がもっともっと楽しくなればいい!
※そろそろ後半戦に入った、年末年始2009-2010の特番&新番リスト!→ココ
※本当にいろんなことがあったが、今年も今日で最後!来年もよろしく。
※写真:*istDs
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