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2014.11.16

夢の時間

 先日(10/22)、「Sing!Sing!Sing!」1stシーズンのファイナルステージが終わった。普段は深夜2時から放送してる番組の決勝大会を、いきなりゴールデンタイムで、しかも、生で放送するという無謀!

 正直、とても難しい戦いだった。今後のシーズンのために、いわゆる「数値的な結果」も求められるという試練もあるが、それ以上に、普段の放送とはまったく違ったスタイルの番組をいきなり生放送しながら「内容的な結果」を残すのは、そうそう簡単なこととも思えなかった。

 しかし、奇跡は起こった。番組スタッフと出演者たちは、我々の予想を遥かに超える素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、番組は成功に向けての第一歩を印すことが出来た。「世紀の歌声!生バトル〜日本一の歌王決定戦!」というタイトルで放送した当日のパフォーマンスの一部は下記の動画サイトでも見ることが出来る。

■世紀の歌声!生バトル〜日本一の歌王決定戦!

 そんな生放送の中で一番収穫だったのは、ほんの半年前まで素人同然だった若者たちが、わずか半年間という少ない経験だけを武器に、ゴールデンタイムの生放送という恐ろしいまでに高いハードルの海で、最高のパフォーマンスを見せてくれたことである!

 中には、緊張というプレッシャーに負けそうになった者もいる。でも、彼らは若い。ここから彼らの物語が始まる。成功する誰もそうだったように、負けたり、勝ったり、勝ったり、やっぱり負けたりしながら未来へと進んでいく。彼らの未来が楽しみだ。

 あと、この生放送にはもうひとつの収穫があった。おそらくテレビ界初めてと思われる、「合格/不合格」の二択ボタンによるリアルタイム視聴者投票で、事前の心配はなんだったんだろう?というぐらいに、信頼できるとてもリアルな得票結果が出たこと!これにも驚いた。開始後すぐに10万を越えた投票数とともに、嬉しい誤算だった。

 さて、番組はシーズン1の感動も残したまま、すぐにシーズン2へと突入する。果たして、次なるスターはどんな声、どんな顔で現れるのか?今から楽しみだ。すでにシーズン2が始まった番組「Sing!Sing!Sing!」についてはここで。
 
 
 
※最後に、この番組では主要挑戦者の歌の有料配信サービスも行っている。シーズン1で活躍した10人の挑戦者たちの配信サービスはiTunes・TBSメロディほかで行っているが、iTunesのリンクのみ、書いておく。

【優勝】
■佐々木真央:「大きな玉ねぎの下で」「喝采」「カンパニュラの恋」

【準優勝】
■梅原怜子:「渡良瀬橋」「ビューティフル・ネーム」「GLAMOROUS SKY」

【TOP5】
■堂本椋太:「Missing」「涙そうそう」「手紙〜拝啓十五の君へ」

■吉原茉依香:「月光」「ここでキスして」

■坂本真彩:「PRIDE」「どんなときも。」「Precious」

【TOP6】
■石田サラ:「小さな恋のうた」

■木下翼:「ひだまりの詩」

【TOP10】
■S!X3X10(石田サラ、梅原怜子、木下翼、坂口舜、坂本真彩、坂本理沙、佐々木真央、末吉実鈴、堂本椋太、吉原茉依香):「My Revolution」

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